利用者さんの事例

利用者さんの事例



Oさま

「相談支援センターあくせす」の支援を受け、生活保護を支給されながら、一人暮らしをしていました。就労していた時期もありましたが、なかなかうまくいかず、仕事に就けていませんでした。

 

ある時、障害者が配慮を得られやすい障害者雇用の存在を知り、自分に合った仕事や環境を知りたいため、ジネスを利用しました。ジネスでは職員全員で対応してくれます。利用開始から就職まで、担当者がついてくれて、私のことをよく理解して、一貫した支援を受けることができています。



Pさま

安定して就労するためにはまずは生活リズムや基本的な食生活が大切であることを、担当職員だけでなく、複数の職員さんから教えてもらいました。生活リズム表を活用し、起床、就寝時間を見える化したことで、自分で生活リズムを振り返ることができるようになりました。

 

就労プログラムで今の生活リズムと、1日5時間勤務をした時の生活リズムを比較する時間があり、就労を意識して生活リズムを変えるきっかけ作りを行いました。



Qさま

ジネスの生活訓練は、事業所でのプログラムだけではなく、職員さんが部屋の状況を見るため自宅訪問してくれました。掃除できていない部屋を見て、掃除や整理の仕方、ごみの出し方を教えてもらい、長年処分に困り部屋の大部分を占拠していた粗大ごみを出すことができました。

 

また、ヘルパーに入ってもらってはと提案があり、計画相談支援に入っていた「相談支援センターsprout」へ相談してくれ、sproutでヘルパー事業所を探してくれました。今でも週に一度、ヘルパーさんが家の掃除や整理をしてくれることもあり、生活の負担や不安が減って、楽になりました。



Rさま

ジネスでは、一日の振り返りのほか、必要時に相談に乗ってくれ、体調や作業、生活、人間関係などについて聞いてもらい、精神的に安定できました。振り返りの際は職員全員が対応してくれますが、相談の際は担当職員と面談します。

 

「〇〇ができるようになったら通所日数を増やしましょう」と、担当職員とスモールステップの目標を定め、段階的に通所日数を増やしたことで生活や通所が安定し、生活訓練から就労移行支援へ変更を決め、就職活動を本格的に進めています。



Sさま

就職準備の際、プログラムで受けた、履歴書や経歴書の書き方、自己分析の仕方、模擬面接などを参考にし、ジネスの職員と相談しながら就職活動の準備を行いました。

職場適応援助者養成研修(ジョブコーチ研修)を修了した職員も多く在籍しているため、自分の作業の良い面や課題点、改善点を具体的に示してくれ、効率的に仕事ができるようになりました。

 

また、2~3社での体験実習の実施も提案してもらいました。具体的にどんなことができるか、の目標設定をし、実習後にはできたこと、見えた課題の振り返りをして、自分に合った仕事や環境を知ることができました。さらには、求人情報でなかなかその人に合った職場がない時は、職場開拓してくれることもあります。



Tさま

私は就労定着支援を利用しています。就職して1年ほどは、担当者さんが毎月、会社訪問してくれました。私と企業担当者、ジネス職員の3者で面談し、私からは言いづらい業務調整の依頼や、会社の方への対応の仕方の改善も対応してくれました。

 

2年目からは、安定して働き続けていた事もあり、会社訪問は3か月に1度になりましたが、毎月1回は面談してもらいました。それとは別に、生活面での相談や支援が必要な際は、あくせすへ相談していました。



Uさま

ジネスだけではなく、就労定着支援は3年6か月で終了する決まりがあります。私は、「障害者就業・生活支援センターTALANT」へ登録していたため、ジネスから引き継いでくれました。ただ、支援終了間際に引き継ぐことはなく、就労定着支援終了の6か月前より、TALANTの担当職員も職場訪問に同行してくれ、ジネス担当者と一緒に支援しながら引き継いでくれたため、スムーズに移行できました。

 

また、年に2回、ジネスのOBOG会が開かれ、バーベキューや食事会が催されます。職員はじめ、現在のジネスメンバーや、ジネス時代に一緒だった方、それ以前に利用していた方と仕事や趣味などの話しをする事が楽しみです。

 

 

職員の声

 

一人の利用者さんに、担当者は付くけれど、担当者だけではなく職員全員で見守っています。ある利用者さんは、就労移行で始めたけれどうまくいかず、生活の立て直しをするために生活訓練に変更しました。劣悪な住環境から引越し支援をし、ようやくマンションに引っ越しできました。住環境が変わったら生活も安定し、4年がかりで就労を実現!!一緒に喜びあいました。



最初の頃は、来所しても涙をこぼしてばかりいた利用者さん。医療機関と連絡を取り合いながら組み立てた、適切な訓練を継続してくださいました。できること、通所日数が徐々に増えていき、成長・変化を真近で見れたことが、本当に嬉しいです。


利用者さんの自信は一気には醸成しないのだけれど、ネガティブなことをポジティブに捉えられるよう、を工夫して支援しています。そんな毎日を過ごしていたら、「ジネスの支援員さんが、できる、と言うなら、できる気がする」と言って新しいことにチャレンジしてくれた時は、信頼してくださったのだなあ、と嬉しくなりました。



ジネスから就職をした人で、環境の変化で生活リズムが崩れている方がいたため、月1回の面談では主に生活面の確認を行いました。会社に訪問した際にはまずご本人と私たちとで面談し、状況の確認、それから会社の担当者も含め3者面談を実施することでご本人が言いづらいことの会社の方への伝え方を教えたり、会社との業務調整などを行っています。
また、就労後の家事、金銭管理、食生活などの生活面のサポートは「地域生活支援センターあくせす」と連携しながら私達からは見えない部分の情報共有を行っています。
あくせすとは同じ法人であり、緊密な情報共有もできることから、効果的なサポートができている、と感じています。


ジネスに来る方の中には、「以前働いていた職場がギスギスしていて、仕事が嫌になり辛かった。」という方が多くいます。ジネスでは職員がチームワークでの支援を大事にしており、明るい雰囲気で話をすることができます。
職員の様子を見ていて、「世の中には生きやすい場所、笑いあえる場所があるんだと感じられました」と言ってくださって、とても嬉しかったです。私たちは、利用者さん自身が働く場所へと、しっかりと送りだしていきたい、と気持ちを新たにしています。

 

 

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(会場:ジネス)